2022年08月15日

群馬県立館林美術館

早朝京都を出発し、2004年に村野藤吾賞を受賞した恩師高橋靗一先生設計の群馬県立館林美術館を見学。村野藤吾賞受賞式と受賞講演は村野藤吾設計の宝塚市役所で行われ、第一工房スタッフ、建築家、高橋研OB、OG達が出席しました。あれから18年が経ちましたが、この建築が持つ簡素化されたディテールの美しさから先生の建築に対する考え方を改めて感じることが出来ました。











  


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2013年05月29日

武家の茶室

1年ぶりに尾張徳川家の心空庵に行きました。尾張徳川家の茶道始祖は織田有楽斎。利休好みの茶室とは異なり、荒々しくも力強い素材の使い方が武家らしさを感じさせる茶室です。




  


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2011年04月06日

銀閣寺「泉殿」披露記念献香式

銀閣寺「泉殿」の披露記念献香式に出席した。
当日行われた名香席は、弄清亭にて「蘭闍待」「白梅」「橋立」が焚かれた。「蘭闍待」は足利義政、織田信長、明治天皇等が正倉院から切り出した香として知られている。「蘭闍待」は、一昨年も徳川美術館主催の「名香鑑賞会」が37年ぶりに開かれた時にも聞く機会があり、今回で2回目となった。さらにこの日は、国宝「東求堂」、修復が終わった「観音殿」の内部も拝観させて頂き、大変有意義な時間を過ごした。








  


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2009年10月16日

有栖川宮旧邸見学

烏丸下立売にある有栖川宮旧邸を見学した。有栖川宮家は、江戸時代に四親王といわれた宮家のひとつとして知られている。以前、有栖川邸は京都御所建礼門の前に建てられていたが、1873年から1879年まで京都裁判所の仮庁舎として使用された後、1891年に現在の場所に移築された。また、現在見られる庭園は、2009年「植治」により作庭されたものである。見学の後、裏千家淡交会による野点を頂き、帰りは久しぶりに御所を散歩してから事務所に戻った。






                   植治の庭。






                書院のディテール。



                御所から東山を望む。



  


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2009年09月10日

浜松の名建築

浜松での授業が始まった。毎回名建築のひとつである中村与資平設計の「遠州銀行本店」現静岡銀行浜松支店前を通って学校に向かう。そのファサードは、4本のイオニア式円柱が印象的な建物である。浜松は戦災で焼け野原になったが、この建築は無事に生き残り、当時の銀行建築の特徴である厳格で荘重な意匠を保っている。





  


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