2009年10月29日

秋の聞香の集い

志野流香道寺町教場主催の「秋の聞香の集い」に今年もご招待頂いた。今回は大徳寺「興臨院」にて行われ、組香の方は、乱箱席が「駒止香」香三種、四方盆・長盆席が「鳥合香」香四種であった。どちらも聞き当てることは出来なかったが、心やすらぐ香木の香りと美しい庭、「大徳寺一久」の精進料理を楽しませて頂いた。




















  


Posted by 土居英夫  at 10:12Comments(0)香道

2009年10月21日

上田篤先生出版記念講演会のお知らせ

公私に渡りお世話になっている上田篤先生の「西郷隆盛ラストサムライ」の出版を記念して講演会が行われる。
詳細は以下のとおり。

講演内容:西郷隆盛が実験した〈小さな日本〉?」
日時:2009年11月28日(土)14:00〜16:30
場所:京都精華大学対峰館109/入場無料

なお、出版記念パーティーは場所を変えて行いますので、京都大学、大阪大学、京都精華大学、上田篤都市建築研究所の関係者は、幹事(田中充子、土居英夫)までお問い合わせ下さい。

発起人
高口恭行(一心寺住職)藤原昭(前奈良市長)鳴海邦碩(大阪大学名誉教授)
渡辺真理(法政大学教授)井上章一(国際日本文化研究センター教授) 橋爪紳也(大阪府立大学教授)久隆浩(近畿大学教授)田中充子(京都精華大学教授)
土居英夫(ディー・アーキテクツ主宰)宝蔵敦(宝蔵設計主宰)安藤陵太郎(FHAMS主宰)  


Posted by 土居英夫  at 17:31Comments(0)ニュース

2009年10月16日

有栖川宮旧邸見学

烏丸下立売にある有栖川宮旧邸を見学した。有栖川宮家は、江戸時代に四親王といわれた宮家のひとつとして知られている。以前、有栖川邸は京都御所建礼門の前に建てられていたが、1873年から1879年まで京都裁判所の仮庁舎として使用された後、1891年に現在の場所に移築された。また、現在見られる庭園は、2009年「植治」により作庭されたものである。見学の後、裏千家淡交会による野点を頂き、帰りは久しぶりに御所を散歩してから事務所に戻った。






                   植治の庭。






                書院のディテール。



                御所から東山を望む。



  


Posted by 土居英夫  at 14:41Comments(0)建築紹介

2009年10月13日

「京都デザイン賞」審査会

Kyoto Design Award 2009「京都デザイン賞」の審査会が、10月10日(土)11日(日)の両日、京都市立芸術大学円形ホールで行われた。応募作品はグラフィック、写真、イラストレーション、ファッション、テキスタイル、キモノ、プロダクト、パッケージ、ディスプレイ、インテリア、建築、ランドスケープからなっている。賞については大賞1点、京都府知事賞1点、京都市長賞2点、京都商工会議所会頭賞2点、学生賞1点が決定した。
作品総数113点の中から「京都デザイン賞」を選ぶということは大変な作業であったが、自身にとっても刺激的な審査会となった。なお、入賞作品の公表は10月下旬予定。




  


Posted by 土居英夫  at 17:36Comments(0)京都デザイン協会

2009年10月01日

姫路の家

姫路の家は、姫路城を南に望む山間の閑静な住宅地に位置する。敷地はほぼ正方形の100坪、この辺りでは一般的な敷地サイズである。本計画はクライアントと共に土地探しから初めて竣工まで2年半の歳月を要した。家族構成は夫婦と子供3人、計画当初から家族全員が閉鎖的な空間の中で過ごすのではなく、いつも家族の気配が感じられる住宅づくりを目指した。具体的には家族全員が過ごす時間が多いLDKを中心として、各室がつながっていくプランを提案した。また、このLDKは南側にある庭に面しており、リビングがウッドデッキを通してそのまま庭に延長するように計画されている。さらに、このウッドデッキの上部には、かしき造りによって2メートル突き出した深い軒が覆い被さっており、黒色の外壁と相まって印象的な意匠となっている。
























  


Posted by 土居英夫  at 17:06Comments(0)姫路の家