2009年01月04日

生駒の家

奈良県生駒市の閑静な住宅地に建つこの住宅は、子供も手離れした夫婦2人のための住宅である。当初から「庭と建築」あるいは「借景と建築」ということを意識しながら計画は進められていった。1階のアトリエは庭に対して開き、2階の寝室は、テラスを通して庭と生駒山の両方を意識させる計画とした。そして、最も眺めの良い3階にリビングを配置することによって、生駒山の美しい山並みを借景するという物語性を持った住宅となった。
































撮影:上田宏


  


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2008年11月26日

内覧会

秋深まる中、生駒の家の内覧会が行われ、京都精華大学名誉教授の上田先生、教授の田中先生、サントリーミュージアムの岡田さん、建築家の才門さん、高橋研の後輩で建築家の二宮君、グラフィックデザイナーの掘さん、いつも立ち居振る舞いがお美しい藤井さん、生駒の家を手伝ってくれたゼミの学生、新井、小林両君など、遠方からも多くの方にお越し頂き、貴重な御意見を頂いた。そして、この家は8ヶ月の工事期間を終え、30日に引き渡されることになっている。



              リビングから望む生駒の紅葉。




               お気に入りの真っ白な階段。  


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2008年11月17日

外構工事

工事はいよいよ大詰めとなり、内装、外構、植栽工事が同時に行われている。今週は事務所検査、検査機間による検査、輸入家具等の搬入、写真撮影、内覧会というハードスケジュールである。そして、クライアントへの引き渡しは来週となっている。



  


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2008年11月03日

外壁タイル貼り完了

外壁のタイル貼りが完了し、足場が撤去された。2階、3階に大きく開放されている部分には可動式のアルミルーバーが取り付けられることになっている。一方、内装工事の方も急ピッチで進み、11月中旬には完了する予定である。






  


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2008年09月29日

仕上げ工事

生駒の家は、いよいよ仕上げ工事に入っている。屋根はアスファルト防水工事を終え、仕上げ工事が始まった。また、外壁のせっ器質タイルも上部より貼り始められ、10月上旬には完了する予定である。









  


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2008年09月22日

内断熱

3階の天井スラブは屋根スラブを兼ねているため、内断熱材としてスタイローフォームが打ち込まれている。また白く見えている部分は断熱塗料である。



  


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2008年08月29日

サッシ取り付け

無事上棟式を終え、サッシの取り付けと内壁仕上げのための下地が施工されている。月末からは、屋上の防水工事、設備配管工事が行われる。全体工程としては予定どおりに進んでいる。



  


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2008年08月08日

近鉄生駒駅から望む

この現場の設計監理にはいつもバイクで通っているが、この日は局地的な雷雨があるという天気予報だったので電車で行くことにした。最寄り駅である近鉄生駒駅で下車して、改札を出たところで西側を見ると、この住宅の東側の外壁がとても良く見えることが分かった。外壁の仕上げは、白色系のせっ器質タイルとなることから、周辺の緑とのコントラストと相まって、美しい景観を形成するだろう。



           近鉄生駒駅のぺデストリアンデッキから望む。



            前面道路から望む閑静な住宅地の景観。  


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2008年07月31日

3階コンクリート打設

午前中から3階のコンクリート打設が行われている。建物本体におけるコンクリート打設は今回で最後となるが、屋上パラペットまでの打設を確認した際、生駒の山並みがとても美しく見えた。



            一見住宅とは思えないようなボリューム。



                 美しい生駒の山並み。
  


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2008年07月26日

型枠解体

コンクリートを打設した後、強度が確保できた段階で順次型枠の解体が始まっている。1階部分の型枠解体はすでに完了しており、現在は2階部分が行われている。また、3階については、配筋工事と設備配管工事が完了し、型枠の建て込みを行っている途中である。



   現場の駐車スペースは限られているので、バイクであれば問題無しといったところ。



           前面道路から見た3階建てのボリューム。



              玄関から廊下を通して南側を見る。  


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2008年07月07日

現場定例会議

週一の現場定例会議が奈良スタジオで行なわれている。この日は、1階の躯体コンクリート打設が完了し、2階の躯体開口部と設備スリーブ位置を施工図にて確認した。
天気が良い日の打ち合わせには、愛車のトリッカーとBOBLBEEのバックを背負って出掛けているが、京都から奈良までの所要時間は、車よりも約30〜40分節約出来る。また、ガソリンが高騰する中、1リッター当たり約40キロを走ることが出来るこのバイクは本当に嬉しい限りである。






       トリッカーとさながらスターウォーズようなBOBLBEEのバック。




  


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2008年06月25日

中間検査

2階スラブの配筋が完了したところで、検査機関による中間検査が行われた。検査の方は問題なくパスして、明日はコンクリートが打設される。天気予報は曇りということで雨の心配はない。





     茶色のリング状のものが、鉄筋の被りを確保するためのスペーサーと呼ばれるものである。  


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2008年06月18日

1階型枠建て込み

この日も梅雨とは思えないほどの良い天気となった。
2階から望む生駒の山並みがとても美しく見えたが、この住宅の3階から望む風景もまた楽しみである。
現場の方は1階の壁配筋が終わり、型枠の建て込みが行われている途中である。今週末から来週前半にかけて2階スラブの配筋が完了し、その後に中間検査が行われる予定である。









  


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2008年06月16日

クライアントとの会食

梅雨の晴れ間となったこの日、生駒の家のクライアントと奥様を連れて「Cassina」と「arflex」へ家具選びに出掛けた。購入するソファーやダイニングテーブル、椅子等もほぼ決まり、図面上にレイアウトした上で最終決定する予定である。またこの日の夜、クライアントのご招待で北新地にある日本料理「花鳥」で食事をした。この「花鳥」は、クライアントが経営する会社の接待でも良く利用しているお店ということで、最高のおもてなしをして頂いた。料理の方は、旬の鱧や鮎などを始めとする季節感溢れるものだったが、庭を望むことが出来るお部屋も良かった。






  


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2008年06月14日

1階配筋工事

土間スラブの打設が完了し、1階壁の配筋工事が始まっている。今週中にはこの配筋工事が完了し、来週前半までに型枠の建て込みが行われる。



  


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2008年06月04日

防湿フィルムとスタイロフォーム

地中梁の打設が完了し、土間スラブの下部に防湿フィルムとスタイロフォームが敷設されている途中である。防湿フィルムは地面からの湿気を遮断し、スタイロフォームは冷熱を抑えるために用いている。これらの施工が完了した後、土間スラブの配筋が始まる。



  


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2008年05月24日

配筋検査

この日、地中梁の配筋検査を行った。地中梁は地盤改良された上に敷設されているが、配筋そのものはコーナー部の納まりを一部修正した。次は設備関係のスリーブを入れ、完了後にコンクリートを打設予定である。



  


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2008年04月28日

生駒の家

この住宅はRC造であるため、その荷重に耐えられる支持地盤まで、地盤を改良する必要があった。その地盤改良が終わり、隣地との間の擁壁工事が進行中である。



  


Posted by 土居英夫  at 11:21Comments(0)生駒の家

2008年04月05日

生駒の家

生駒の家の地鎮祭が執り行われた。敷地には春の爽やかな風が流れ、以前植えられていた水仙があちらこちらで花を咲かせていた。この家の工事期間は8ヶ月間の長丁場となるが、竣工するまでの間、気を抜く事なく取り組みたいと思っている。そして、秋深まる中、この家は完成する予定である。



  


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