建築家／甲南女子大学准教授 土居英夫のブログ

今年も所属しているタイブレーカーズの家族会が行われた。場所は琵琶湖マイアミランドであったが、琵琶湖を望むことが出来る広々としたこの一体は、京都では味わえない開放感溢れるロケーションである。朝10時から12時までテニス、お昼は全員で豪華なお肉を持ち込んでのBBQ、そして、4時までの予定だったテニスを夕方5時まで延長して楽しんだ。







  

この日、地中梁の配筋検査を行った。地中梁は地盤改良された上に敷設されているが、配筋そのものはコーナー部の納まりを一部修正した。次は設備関係のスリーブを入れ、完了後にコンクリートを打設予定である。



  

久しぶりの休日は、朝から水泳をしてから建築家の吉村篤一先生が、自ら改修工事を手掛けられた町家で写真展を開催されるというご案内を頂いたので見に行った。テーマは「廃虚シリーズ」ということになっており、長崎県にある軍艦島、中国山西省の毛家大院、カンボジアのアンコール遺跡、大阪市市営日東住宅等の写真が展示されていた。写真は2001年以降に撮られたものであったが、いずれの写真にも建築の持つ力強さと儚さが満ちていた。
その後、京都インターナショナルスクールのバザーに立ち寄り、各国の料理を食べ歩きした。中でもタコスがとても美味しかった。その他、楽しいアトラクション等もあり、会場には国際色豊かな楽しい雰囲気が溢れていた。



　　　　　　　　　　展覧会会場の町家にある鍾馗（ しょうき ）さん
　展覧会会場の町家の坪庭


　　　　　　　　　　　京都インターナショナルスクールのバザー  

銀閣寺「春の特別公開」に出掛けた。
今回特別公開されている国宝・東求堂（とうぐどう）は、東山山荘造営当時の遺構であり、その堂内にある四畳半書院「同仁斎」は茶室の源流としても知られている。ここで足利義政は書物を読み、和歌をつくり、茶を点て、香を聞き、花を飾って、京の文化人達と交流した。また今回、同仁斎には「書院飾り」がされており、義政が使用していた筆等も飾られている。その他にも、持仏堂として阿弥陀如来像と足利義政公法体（像）が安置されており、それらを間近で見ることが出来る貴重な機会である。さらに、お稽古をしている志野流香道の香座敷となっている泉殿「弄清亭」（ろうせいてい）の公開も合わせて行われており、素晴らしい春の特別公開を楽しませて頂いた。











  

京都精華大学で担当しているスタジオ（ゼミ）の３・４年合同コンパが、北野白梅町にある焼肉店で行われた。食べ放題、飲み放題ということもあり、凄まじい勢いで食材が消費されていった。設計課題の方も、この調子で頑張ってくれることを願っているが、果たしてどうなることであろうか。いずれにしても、この一年間、最後まで脱落することなく頑張ってほしいものである。