建築家／甲南女子大学准教授 土居英夫のブログ

ASJ奈良スタジオ主催「未来をのぞく住宅展」出展のお知らせ。
詳細は下記の通り。
第９回未来をのぞく住宅展
３月８日（土）９日（日）１０（月）
なら100年会館B1F・小ホール
奈良市三条宮前町7-1
3/08（土)　11:00〜18:00　入場無料
3/09（日)　11:00〜18:00　入場無料
3/10（月)　11:00〜18:00　入場無料
お問い合わせ先
ASJ奈良スタジオ0800-123-3159
http://asj-nara.com/mirai.html
  

「2007年度京都デザイン会議」シンポジウムが新風館３Fトランスジャンルで行なわれた。今回のテーマは「京都の通りをデザインする」であったが、パネリストの寺本氏（財団法人京都市・景観まちづくりセンター事務局次長）からは、三条通りの活性化に至る経緯やその手法についての貴重な話を聞くことが出来た。また、三条商店街にオフィスを構える元橋氏（エディトリアルデザイナー・元京都CF編集長）や茶房を開いているチャネル氏（茶道家人）からは、三条通り商店街の魅力とその可能性についての話しを聞く事が出来た。私からは、通りにおける景観の現状と問題点についてサーベイしたものを報告し、通りをデザインするための手法について述べさせて頂いた。２時間におよぶシンポジウムにおいて、聴衆からの質疑や意見等も含め、今後の我々の取り組みに活かされる議論が出来たと思う。









　　　　　　　　　　　左奥から寺本氏、チャネル氏、元橋氏、土居  

先日、本ブログで紹介した「2007年度京都デザイン会議」におけるシンポジウムのチラシが出来上がった。また、昨日は町家スタジオにおいて司会進行を務める大石氏（京都造形芸術大学教授）、パネリストの寺本氏（財団法人京都市・景観まちづくりセンター事務局次長）と私の３人でパネルディスカッションの論点についての会議が行なわれた。特に今回は、昨年９月に制定された京都市新景観政策と絡んだテーマとなっているため、業界関係者のみならず、一般市民の参加も促したい。





  

朝のジョギングコースである北野天満宮の「お土居」が雪景色となった。あまりの美しさに事務所に戻りデジタルカメラで撮影した。この「お土居」は豊臣秀吉が洛中の防備のために造ったものであるが、この紙屋川沿いと北区、中京区にその一部が残されており、国の史跡に指定されている。



  

2007年度京都デザイン会議におけるパネラーを務めることになった。
今回のテーマは「京都の通りをデザインする」である。
京都のまちにおける通りは、その名前からも歴史と文化を感じさせるものがあるが、京都に住んでいる人だけに限らず、その通りの名前を聞いただけで何となく京都におけるまちのイメージが湧いてくるものである。また、その通りが碁盤の目になっていることから、京都の人々は通りを覚えるために童歌にしていることもユニークであり、それが、その通りやまちに対する親しみに繋がっていると言える。しかし現在、その親しみある京都の通りは、景観的にも経済的にも二極化し、一方では通りの魅力が失われつつある。そこで今回、京都市における新景観政策も踏まえ、「京都の通りをデザインする」ということをテーマに討論が行なわれる。

テーマ：「京都の通りをデザインする」
日時：2008年2月22日（金）18：00〜20：00
場所：新風館3Fトランスジャンル
入場無料

シンポジウムパネラー
寺本健三（財団法人京都市・景観まちづくりセンター事務局次長）
土居英夫（建築家・京都精華大学講師・京都デザイン協会理事）
元橋一裕（エディトリアルデザイナー・元京都CF編集長）
ランディー・チャネル（茶人）

コーディネーター
大石義一（京都造形芸術大学教授）

主催：京都デザイン関連団体協議会・社団法人京都デザイン協会

お問い合わせ先：社団法人京都デザイン協会 TEL：075-415-8008  

ASJ姫路スタジオ主催「未来をのぞく住宅展」出展のお知らせ。
詳細は下記の通り。
第９回未来をのぞく住宅展
２月１０日(日) １１日(祝)
加古川市民会館　小ホール
加古川市加古川町北在家2000番地
2/10（日)　11:00〜18:00　入場無料
2/11（祝)　11:00〜18:00　入場無料
http://www.asj-himeji.com/event.html